賃貸マンション・アパートではじめる防音対策10選
これから賃貸マンション・アパートで新生活をはじめる際に気を付けたいのが「防音対策」です。
集合住宅(マンションやアパートなど)で生活する場合、近隣トラブルの原因の第一位は「騒音」と言われており、安心して暮らすためには防音に対する意識が必要です。
障がい者グループホーム「レフィナ大阪市城東区」でも、ご入居いただくのは一般の方が生活するマンション・アパートのお部屋となっております。
今回は、ワンルームタイプの賃貸マンション・アパートで有効な防音対策を10つ、ピックアップしました。
防音対策を行うことで隣人トラブルのリスクを抑えることができますので、よかったら試してみてください。
目次
賃貸マンション・アパートではじめる防音対策10選
「防音対策」というと壁に防音シートを張るなど、大掛かりなものを想像しやすいですが、実はちょっとしたアイデアや日常的な習慣ですぐにできる防音対策も沢山あります。
賃貸マンション・アパートでできる防音対策のアイデアは、
②夜間帯や早朝での洗濯は避ける
③長時間の電話や、夜間の電話は屋外で
④デスク下にジョイントマットを設置
⑤屋外で過ごす時間を作る
⑥ルームシューズを履く
⑦掃除機・ドライヤーは手短に
⑧イヤホン・ヘッドホンを使用する
⑨玄関や窓に隙間テープを貼る
⑨近隣住民に挨拶する
の10つです。
①玄関や窓の戸はゆっくり閉める
騒音トラブルで意外に多いのは、「ドアや窓を開閉するときの音」が挙げられます。
とくに集合住宅では、真向いや隣接するお部屋と距離が近いこともあり、ドアの開閉音は気になりやすいものです。
玄関を出入りするときは「ゆっくりと戸を閉める」ように意識してみましょう。
なるべく音を立てないようにすると、周りの人からも「落ち着いて暮らしている人」という印象を持たれやすく、トラブルが起きにくくなるでしょう。
室内にいるときも、お部屋の窓や網戸のサッシの開閉は「ゆっくり、静かに」行うのがマナーです。
せっかく気に入ったお部屋でも、近隣との関係が険悪になると、気持ちよく過ごすことができなくなってしまうので、「自衛のための手段」として、日ごろから意識しておくのがおすすめです。
②早朝、夜間帯での洗濯は避ける
集合住宅では、様々な生活リズムで暮らしている方がいるので、なるべく早朝・夜間帯での洗濯は避けましょう。
具体的には朝のお洗濯は「8時」以降、夜のお洗濯は「20時」までに終わらせると、隣人トラブルが起きにくいです。
また休日などはお部屋でゆっくり過ごす方もいらっしゃるので、「9時~19時」の間にお洗濯を済ませるのが理想です。
たとえば、「レフィナ関目」では、屋上階のコインランドリーと6Fの生活フロアが近いため、コインランドリーの洗濯音が響きやすく、「午前9時~午後7時」までの洗濯がおすすめです。
夜間の洗濯のポイントは「時間に余裕を持って洗濯すること」です。
「レフィナ関目」での1回の洗濯は「40分」、乾燥は「40分」かかります。洗濯機から乾燥機へ移す間の「10分」を含めると、1回の洗濯・乾燥に「90分」が掛かります。
仮に19時までに洗濯を終える場合、リミットは90分前の「17時30分」となり、この時間までに洗濯をはじめなければ、時間をオーバーしてしまいます。
またコインランドリーの洗濯機や乾燥機がすべて埋まっていて使用できないケースも稀にありますので、なるべく日中に洗濯ものは済ませておきましょう。
大阪・北浜の就労A型「リリーフ」を併用される方の場合、14時までにはすべての利用者の作業が終了しますので、作業後にすぐ洗濯機を回してしまうのがおすすめ。
洗濯機を回している間に、昼食などの休憩を取ったり、ゴミ出しや買い出しなどを済ませていくと時間を有効活用できますよ。
③長電話や夜間の電話は屋外で
入居するマンション・アパートのお部屋によっては、壁が薄く、話し声が聞こえやすいことがあります。
ご友人やご家族との会話で長時間の電話になりそうなときや、夜間帯でのお電話は、一度お部屋を出て、アパートの屋外で通話することをおすすめします。
会話が筒抜けになってしまうと、個人情報に関わることを知られてしまったり、隣人の方が直接苦情を言いに来られるケースもあります。
無用なトラブルを避けるためにも、室内でのスマートフォン・携帯電話での通話時は声のトーンを落とすなどの対策を取りましょう。
なお日中(9時~18時)までの間で、5~20分ほどの短時間の通話であれば、とくに問題なくご使用いただいてかまいません。
就労A型リリーフでは、お電話で体調確認や1週間の振り返り、電話面談などを行いますが業務に関することは、在宅のままお電話を取っていただいて大丈夫です。
角部屋などに入居された場合は、住人が居住していない壁面に向かって通話すると、声が聞こえにくくなるのでおすすめです。
④デスク下にジョイントマットを設置
階下への騒音対策として、デスク下にジョイントマットを設置する方法があります。
とくに「レフィナ大阪市城東区」のお部屋で在宅ワークなどを行われる場合、お部屋にワークチェア・オフィスチェアなどを置いておくことがありますよね。
チェアの脚やローラーの部分が、椅子を引くときに階下に響いてしまうことがあるため、その対策としてジョイントマットが有効です。
「ジョイントマット」は繋ぎ目を組み合わせることで簡単に設置できる敷物で、ホームセンターなどで購入できます。
値段も9枚タイルのセットが千円程度と安価に購入することができ、廃棄の際も1枚ずつに分解すれば、普通ごみとして捨てられます。
また椅子とフローリングの間にジョイントマットを噛ませておくことで、床材を傷めないため、お部屋を綺麗に使うことができ、原状回復費なども発生しにくくなります。
⑤屋外で過ごす時間を作る
集合住宅のお部屋のなかで過ごしていると、いくら気をつけていても日常の生活音そのものは鳴ってしまいます。
マンションやアパートでは音に敏感な方や神経質な方も生活していることもあるため、在宅の時間が長ければ長いほど、確率的に隣人トラブルが起きやすくなります。
こうした場合に打てる手は限られてくるのですが、なるべく「屋外で過ごす時間を作る」ように工夫してみましょう。
たとえば日中の作業が終わったら、近所を散歩する、カフェや喫茶店でリラックスするなど、意識的に外出の時間を設けるとよいでしょう。
とくに2020~2022年にかけてテレワーク・在宅ワークが導入されて以降、在宅の時間が増えたことで集合住宅の騒音トラブルの件数は増加傾向にあると言います。
とくに在宅ワーカーの方にとって、一日中、部屋のなかで過ごし続けると健康面でもよくない結果を生みやすいので、1日1回は外出する習慣を付けましょう。
「レフィナ」と提携している大阪・北浜の就労A型「リリーフ・Relief」では、フィットネスジム「チョコザップ」の利用が無料になる福利厚生をご用意しております。
もし「外出したいけれど、きっかけがない」「在宅ワークで運動不足に悩んでいる」という方は、「チョコザップ」の利用をはじめてみてはいかがでしょうか。
「レフィナ関目」の周辺には「チョコザップ関目店」、「レフィナ森小路」の周辺には、「チョコザップ森小路西口店」があり、グループホームからも通いやすい位置に店舗がありますよ。
⑥ルームシューズを履く
階下への騒音対策としてもうひとつ有効なのは「ルームシューズを履く」ことです。
素足や靴下のままだと、床の素材によっては階下まで足音が響きやすいことがあります。
吸音素材が使われたルームシューズを履くことで、足音の響きを低減することができ、階下と騒音トラブルが起きにくくなります。
なぜ「スリッパ」ではなく、「ルームシューズ」なのかというと、スリッパの場合はかかとまで覆う部分がなく、歩行の際にスリッパが離れて「パタパタ」という音が鳴ってしまうためです。
一方の「ルームシューズ」はかかとまできちんとフィットするので、騒音対策の室内履きとして十分な効果があります。
なお騒音対策用に「ルームシューズ」を選ぶときのポイントは、底が硬くないもの(布、ゴム、EVA素材など)を選べば、消音効果が期待できます。
また冬場では、在宅時に起こりやすい足の冷えを防止することもできるので、在宅ワーク時のお役立ちグッズにもなりますよ。
蒸れやすい夏場には「メッシュタイプ」のルームシューズもありますので、検討してみてくださいね。
⑦掃除機・ドライヤーはなるべく手短に
アパートの騒音として取り上げられやすいのが、「掃除機、ドライヤー」といった家庭用の電化製品の音です。
こうした家電製品は生活必需品ですので、グループホームのお部屋のなかで自由にご使用いただけます。
ただし、集合住宅での生活の為、使用する時間帯や使用時間には気を付けるようにしましょう。
とくに夜間帯から早朝(22時~7時)での使用は、騒音トラブルの原因になりやすく、ご使用はおすすめしません。
また長時間に渡る掃除機・ドライヤーの使用は、近隣のご迷惑となりますので、なるべく手短に済ませましょう。
たとえば、フローリングの汚れは、あらかじめクイックルワイパーなどで掃除しておくと、掃除機を使う時間を短縮できます。
また、お風呂上りに髪を乾かすときは専用のヘアタオル、ドライタオルを使用することで、髪を乾かす工程が早くなりますよ。
⑧イヤホン・ヘッドホンを使用する
スマートフォンやタブレット端末、スマートテレビなどを視聴する際に用意したいのが、イヤホン・ヘッドホンです。
YouTubeなどの動画視聴や、NETFLIXなどの動画配信サービスを利用する場合、そのままでは音量が出てしまうので、イヤホン・ヘッドホンを使うことで自室で気兼ねなく視聴を楽しむことができます。
集合住宅ではテレビ・動画視聴の音量も、騒音の問題として取り上げられてしまうケースがあるので、適切なボリュームに落として視聴を楽しみましょう。
また遮音性の高いイヤホン・ヘッドホンを使用すれば、周囲の騒音から身を守ることができたり、在宅ワークの際にも役立ちますので、ひとつ持っておいて損はありません。
障がい者グループホーム「レフィナ大阪市城東区」では、チューナーレステレビをそれぞれのお部屋に設置しております。
騒音に配慮する場合は、お手持ちのイヤホン・ヘッドホンと接続してご使用ください。
お部屋に設置しているチューナーレステレビは、Qriom(山善)製のスマートテレビで、Bluetoothによる接続・ペアリングも可能です。
Bluetoothに対応したワイヤレスイヤホン・ヘッドホンであれば、配線なしでご使用いただけます。
また就労A型リリーフとの併用特典としましては、「NETFLIX」の視聴(ベーシックプラン)が無料になる福利厚生もございますので、併せてご検討くださいませ。
⑨防音用の隙間テープをドアや窓の隙間に貼る
マンションやアパートの「音漏れ」の原因と言われるのがドアや窓の「隙間」です。
玄関の戸や窓をよく見てみると「隙間」が開いていることに気が付きませんか?
とくに玄関ドアは、換気のためにあえて開けられているケースもありますが、多くの場合は、建物の経年劣化により、ドアにゆがみが生じたり、ゴムパッキンが摩耗しているケースがほとんどです。
その「隙間」を埋めるのが隙間テープで、ホームセンターやネット通販などで玄関の「戸当たりテープ」「防音隙間テープ」などが販売されています。
とくに廊下側からの音の出入りが気になる場合は、試してみるとよいでしょう。
玄関の戸や窓の隙間を塞ぐことで、断熱効果も期待でき、冷暖房の効きもよくなります。
「隙間テープ」を貼る場合は、ドア枠や窓枠の部分をきちんと掃除してから貼り付けると、接着面が長持ちします。
防音シートやパネルの設置ほど大がかりではありませんが、DIY寄りの対策方法ですので、設置する場合は、休日などに余裕を持って行いましょう。
⑩近隣住民に挨拶する
ここまで様々な騒音対策を取り上げてきましたが、最後の対策は「人間関係」と言えます。
集合住宅で生活する以上、生活音をゼロにすることはできないので、最終的に騒音トラブルが起きるかどうかは、近隣住民との関係性に左右されるところがあります。
騒音トラブルといっても、突き詰めると「対人」で起こることなので、近隣住民と良好な関係を結ぶことができれば、最悪の場合でも衝突は防ぐことができます。
現代では賃貸マンション・アパートにおいて近隣住民との関係性は薄くなっていますが、少なくとも引っ越してきてから初対面の場合は挨拶をするようにしましょう。
また廊下ですれ違うときに挨拶をしたり、会釈するようにしておくと、「顔見知り」の関係になるので、いざという場合にもコミュニケーションが成立しやすいところがあります。
ただし、集合住宅のコミュニティには「まったく話が通じない相手」「言いがかりや、理不尽なクレームを入れる迷惑住民」が紛れ込んでいることもあります。
騒音トラブルが発生しそうな場合は、すぐにグループホームの職員・担当者にご連絡をいただければ、トラブル事例への介入も可能です。迷わずにご相談ください。
障がい者グループホーム「レフィナ」で新生活をはじめてみませんか?
障がい者グループホーム「レフィナ大阪市城東区」では、新規入居者の随時募集を行っております。
現在、オープンしているのは「レフィナ関目」「レフィナ森小路」の2棟で、今後も新規オープンの予定がございます。
収納付きベッド・在宅ワーク用デスク・チューナーレステレビ・電子レンジ・ミニ冷蔵庫・湯沸かしケトルなど、一人暮らしに必要な家具・家電付の障がい者グループホームです。
お部屋に備え付けているものは、すべて「初期費用無料」でお使いいただけます。
ご用意いただくのは、「マットレス・寝具・デスクチェア・着替え・常備薬」のみで、引っ越した当日からすぐに新生活をはじめられますよ。
今後の地域生活への移行に向けて、貯蓄をしながら暮らすことができるので、「一人暮らしをはじめてみたい」障がい者の方におすすめするグループホームです。
大阪・北浜のモデルルーム体験や現地見学のご案内(いずれも無料)は下記のフォームよりお問合せが可能です。
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