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障がい者グループホームの「ユニットバス」のメリットと暮らし方のコツ

2024年6月より新オープンした障がい者グループホーム「レフィナ大阪市城東区」では、入居希望の方に城東区・旭区のワンルームのお部屋をご案内しております。

実際にご見学をいただくなかで、「ユニットバス」が気になる、というご意見も頂戴しました。

しかし、単身の一時的な住まいとして「障がい者グループホーム」に入居する場合、ユニットバスには合理的な利点もございます。

今回は「障がい者グループホームの『ユニットバス』のメリットと暮らし方のコツ」についてまとめました。

「レフィナ」で暮らす際に、よかったら参考にしてみてくださいね。

賃貸アパートで採用されている「3点ユニットバス」の特徴

「ユニットバス」という言葉を聞いて、多くの方が想像するのが、「浴槽・洗面台・トイレ」の3つが設置された「3点ユニットバス」であると思います。

「ユニットバス」は元々、1964年に開催された東京オリンピックの工期に間に合うように生まれた施工方法で、従来よりもスピーディーかつコストを抑えられることから、集合住宅のアパートなどにも普及していきました。

ユニットバスは従来の施工方法(在来工法)に比べ、継ぎ目がないことがポイントで、気密性や断熱性に優れており、水漏れの心配がないというメリットがあります。

障がい者グループホームで暮らす際の「ユニットバス」のメリット

「レフィナ関目」「レフィナ森小路」はいずれも「ユニットバス(3点ユニットバス)」の設備となります。

障がい者グループホームで暮らす際の「ユニットバス」のメリットは、

①家賃を抑えられる
②掃除がしやすい
③身支度を一ヶ所で済ませられる
④冬場も暖まりやすい
⑤単身者向けとして合理的

の5点です。

①家賃を抑えられる

賃貸物件や障がい者グループホームの一室に「3点ユニットバス」を採用する一番のメリットは「家賃を抑えられる」ことです。

「ユニットバスは不便で使いづらい」イメージを持たれやすいですが、その分、家賃がぐっと安くなり、生活費として還元されます。

障がい者グループホーム「レフィナ関目・森小路」の家賃は「3.5万円」で、ここからさらに公的な家賃補助が適用されると、「2.5万円」で生活することができます。

障がい者グループホーム「レフィナ大阪市城東区」では、ご利用者の方が今後、自立した暮らしを送れるように、生活の収支がプラスになり、少しずつ貯蓄ができる形での運営を目指しています。

生活費に占める割合のなかで、家賃は大きなポイントとなります。

ここを抑えることができれば、生活にもゆとりが生まれやすくなるでしょう。

ちなみに大阪市内の一般的なワンルームアパートの相場は約4万円前後ですので、相場よりも「1.5万円」ほどお安くなっております。

いずれ貯蓄が溜まって、一人暮らしにも慣れた頃には、ご自身で賃貸のお部屋を選んで、暮らしていけるようになります。

まずは地域生活に移行するまでのステップ、準備期間の住まいとして、障がい者グループホーム「レフィナ」をご活用いただければと思います。

②掃除がしやすい

ユニットバスの利点としては「掃除がしやすい」ことが挙げられます。

仮にユニットバスではなく、セパレートタイプの場合、「浴室」と「トイレ」の二つの空間で掃除をしなくてはなりませんが、一体型の「3点ユニットバス」は1回で済みます。

ユニットバスの床は洗い流すことができるので、お風呂用の清掃スプレーを吹きかけて、シャワーで洗い流すことで、さっとひと手間で綺麗になります。

ユニットバス内の汚れに対して、シャワーが使えるため、清掃用品を使いやすいのがメリット。

ユニットバスは、シャワーで床が濡れやすいと言われますが、シャワーカーテンを使用することである程度は防ぐことができます。

ユニットバス用の雑巾を何枚か用意しておけば、掃除のついでにから拭きもできて、衛生的に使えますよ。

ライターも2週間ほど「レフィナ関目」で体験利用をしましたが、「ユニットバス」に関して「これでは暮らせない」と感じたことはないので、案外、住んでいるうちに慣れるものかもしれません。

③身支度を一ヶ所で済ませられる

これは「ユニットバス」で便利だと感じたところで、「身支度を一ヶ所で済ませられる」ことが挙げられます。

たとえば男性の場合、入浴の際に「ひげ剃り」をされる方も多いと思いますが、洗面台が浴室内にあり、シャワーとひげ剃りが一緒に済ませられることで、身支度が整いやすいメリットがあります。

ひげ剃りなどの衛生用品の使用後もすぐに洗面台で洗うことができ、清潔に使っていくことができます。

シャワーによる入浴、ひげ剃り、歯磨き、整髪などの身だしなみが一ヶ所で済ませられるため、時短になって一人暮らしの時間を有効に使うことができます。

④気密性が高く冬場も暖まりやすい

ユニットバスの特性として、継ぎ目がない施工方法のため、「気密性が高い」「断熱性がある」特徴があります。

とくに冬場でも浴室内がすぐに暖まりやすいので、床の寒さなどを感じにくくなります。

シャワーなどの少ない湯量でも浴室全体が温かくなり、ガス代や水道代を浮かせることができますよ。

⑤単身者用として合理的

「ユニットバス」のデメリットとして、来客があったときの「トイレが使いにくい」問題があります。

しかし、障がい者グループホームの一室として借りる場合、基本的に外部からの来客はありません。

ご家族や親類など、特別な事情がある場合を除き、グループホームのお部屋に友人等の第三者を招き入れることは無用なトラブル(アパートの騒音等)の原因になりますので、禁止事項です。

単身用のお部屋としてご利用いただきますので、「来客時にユニットバスが使用できない」ことによる実質的なデメリットはありません。

「ユニットバス」だとゆっくり湯舟に浸かることはできませんが、「シャワー」で済ませることで、ガス代や水道代が安くなる恩恵もあり、こちらも生活費という形で還元されます。

一見、不便に見える「3点ユニットバス」も、単身者用の賃貸物件として見ると、合理的なメリットがあることが分かります。

「3点ユニットバス」のお部屋で暮らす際のコツ

では、次に「3点ユニットバス」で暮らす際のコツについて見ていきましょう。

「3点ユニットバス」は工夫次第で快適に暮らすことができますので、ひとつずつ対処していくのがポイントです。

ポイントとしては、

①シャワーカーテンを使用する(カーテンは浴槽の内側に入れる)
②浴室用のシャワーサンダルを用意
③トイレットペーパーに被せものをする
④マメに換気をする
⑤近所の銭湯などを活用する

の5点です。

①シャワーカーテンを使用する

ユニットバスの床やトイレ側の壁の濡れを防ぐために、シャワーカーテンのご使用をおすすめします。

ご自身でお好きなものをお使いいただくこともできますし、レフィナの事務所側での調達も可能ですので、お気軽にグループホーム職員にお声がけください。

シャワーカーテンを使用する際の注意点としては、カーテンは浴槽の外側ではなく、内側に入れるようにします。

内側に入れることでバスタブ内に水滴が落ちていきますので、床の濡れを気にせずにシャワーを浴びることができます。

お好きな柄のシャワーカーテンを用意すれば、インテリアにもなりますので、家具店やホームセンター、ネット通販などで探してみましょう。

②浴室用のシャワーサンダルを用意

シャワーカーテンを使用しても、ユニットバスの床の濡れが気になる場合は、浴室用のシャワーサンダルを用意しましょう。

サンダルは「布や皮革、木製」ではなく、EVA素材塩化ビニルなど、水に強い素材でできているものがおすすめです。

「ユニットバス」用には、サンダルに水切りの穴が開いているモデルがとくに使いやすくておすすめです。

サンダル自体に水濡れがあっても、雑巾でさっと乾拭きすればすぐに使えますし、清掃の際も気兼ねなくシャワーで洗い流すことができますよ。

③トイレットペーパーの被せものを用意する

3点ユニットバスでよくあるお困りごとと言えば、「トイレットペーパーの水濡れ」に困ることがありますよね。

そこで、水濡れの対策として、「トイレットペーパーに被せものをする」方法があります。

一番簡単な方法は、入浴の際にビニール袋でトイレットペーパーをホルダーごと包んでしまうことで、直接的な水濡れは防ぐことができます。

ビニール袋は、日用品として各お部屋に備え付けておりますので、ご自由にお使いください。

シャワーカーテンと併せて使用すれば、直接の水濡れは確実に防ぐことができます。

トイレットペーパーのストックを浴室内に置いておきたい場合は、「手ぬぐい」などでトイレットペーパーのストックを包んでおく方法もあります。

見た目もお洒落になりますし、安価に用意できて、手ぬぐいの柄も楽しめますので、とくに女性の方におすすめの方法です。

④マメに換気をする

ユニットバスは「気密性が高い」ので、浴室内が暖まりやすいのですが、その反面、湿気がこもりやすい性質があります。

とくにお風呂あがりの換気が重要で、入浴のあと、しばらく換気扇を回したままにしておくことをおすすめします。

またシャワーを使ったあとに浴槽を掃除する際は、乾拭きするのがベストです。

カビなどの原因はお風呂場に残った水から発生しているので、掃除のついでにしっかりと拭く習慣を付けると、ユニットバスでも清潔に使うことができますよ。

⑤近所の銭湯などを活用する

ユニットバスの浴槽に浸かってゆったりするのは難しいので、しっかりと入浴したいときは近所の銭湯などを活用する方法があります。

ワンルームの「3点ユニットバス」や「シャワーのみ」で生活している方がよく使う方法で、月に何度か銭湯へ行くようにすると、リラックスしながら湯舟に浸かることができます。

関目エリアの場合は、関目成育駅の西側に「鈴蘭温泉」があります。

森小路には森小路駅の西側(スーパーナショナル森小路店側)の路地を入ったところに、「春日湯」が営業していますよ。

いずれも、グループホームから徒歩で歩いていける距離にありますので、週末はゆったり銭湯で過ごしてみてはいかがでしょう。

各お店の入湯料や営業時間をまとめておきます。よろしければご活用ください。

【鈴蘭温泉の基本情報】

所在地 大阪府大阪市城東区成育4丁目22−7
営業時間 6:00~25:00
定休日 毎月第3木曜日
入浴料 大人490円(サウナ込み) 貸しバスタオル30円
風呂 サウナ・薬湯・水風呂・電気風呂・ジェット風呂
設備 ドライヤー・マッサージ機・アイス販売・ドリンク販売

【鈴蘭温泉の特徴】

鈴蘭温泉は、京阪「関目」駅、地下鉄今里筋線「関目成育」駅より徒歩5分の位置にある銭湯です。

早朝の朝6時から営業しており、サウナ込みで「入浴料が500円以内」と、大阪市内でも格安の料金設定です。

サウナ好きの方に愛されている地元の銭湯で、温度の違う2つの水風呂があり、サウナ体験を楽しむこともできます。

お風呂は日替わりの薬湯が人気で、ゆったり浸かりながら疲労回復、保湿や美肌などの効能があります。

鈴蘭温泉の主要なお風呂の温度は、熱めに設定されている(43~44℃)ので、熱いお風呂が好きな方に向いています。

【春日湯の基本情報】

所在地 大阪府大阪市旭区森小路1丁目7−16
営業時間 14:00~24:00(平日・土曜)
7:00~24:00(日曜)
定休日 毎月第2・第3水曜日
入浴料 大人490円(サウナ別料金200円)
風呂 フィットネスバス・露天風呂(暦湯)・電気風呂・フィンランド式サウナ・ラドン(スチーム)サウナ
設備 ドライヤー・マッサージ機・ドリンク販売・アイス販売・アクアリウム(水槽)

【春日湯の特徴】

春日湯は、京阪「森小路」駅から徒歩3分の位置にある銭湯です。

健康や美肌効果のある軟水を使用した温泉で、最新のフィットネスバス、露天風呂、フィンランド式サウナなどを完備。

番台は代々、女性の方が務めておられるので、女性でも比較的入りやすい銭湯になっています。

露天風呂は暦湯(季節や時期によって変わるお風呂)で「しょうぶ湯」「ゆず湯」「ラベンダー風呂」など、訪れた時期によって違うお風呂を楽しむことができます。

掃除も行き届いており、明るく綺麗な印象の銭湯で、熱帯魚のアクアリウムがあり、お風呂上りにも癒されます。

・障がい者グループホーム「レフィナ大阪市城東区」で新生活をはじめよう!

障がい者グループホーム「レフィナ大阪市城東区」では新規入居者を募集中です。

グループホームがある「レフィナ関目」「レフィナ森小路」の周辺にはお出かけスポットが沢山ありますので、ぜひ新生活を楽しんでみてください。

大阪・北浜の就労A型「リリーフ」が所在する北浜NKビルの5階では、レフィナの暮らしを体験できるモデルルームをご用意しております。

「レフィナ関目」や「レフィナ森小路」の現地見学の予約も受付中です。まずは下記のフォームからお気軽にお問合せください。

「大阪市内で一人暮らしをはじめたい」とお考えの障がい当事者の方のご希望を叶えられるよう、レフィナが全面的にサポートいたします。安心してご応募くださいませ。

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